もう迷わない!車を購入する5つの手順と6つの必需品を徹底解説

「車を購入したいんだけど、なんだか不安‥。」
人生でも車を購入する機会は決して多くはないです。
だからこそ、車を購入するときって不安が多いですよね。
でも、安心してください。知識がしっかりあれば、何も怖いものはありません。
車を購入するときの基礎知識を一つずつ順を追って解説していきます!
車の購入にさらに悩んでいる人に向けて、以下の内容をご紹介します。
・新車・中古車の【メリット・デメリット】
・カーリースという選択肢
・車をお得に買うためのコツ!
車を購入する前に、基本的な知識とお得に買うためのコツを知ることができます。
ぜひ最後までご覧ください。

1:車を購入するときの5つの手順

車を購入するときのコツは、「条件の優先順位をつける」ことです。
条件の優先順位をつけておくことで、車選びを円滑に進めることができますよ。
それでは車を購入する手順を①〜⑤まで見ていきましょう。
車を購入するにあたって、まずは条件を設定しておきましょう。

手順①:車を選ぶ

予算

予算の目安は、自分の年収の半分程度にしておくのがおすすめです。
また、本体価格の他にも保険料や維持費など、多くの費用がかかることも考慮しておきましょう。

車種

車を使用する目的によって車種を選びましょう。
乗車人数によって普通自動車や軽自動車など、タイプが大きく変わってきます。

手順②:購入先を選ぶ

次に、車の購入先を選びましょう。購入先は大きく以下の3つに分けられます。
・ディーラー
・中古車販売店
・オークション
それぞれの購入先の特徴を見ていきましょう。

ディーラー

ディーラーとはメーカーと特約店契約を結んだ正規販売店のことを言います。
自社メーカーの車のみを販売しているのが大きな特徴です。

中古車販売店

中古車販売店では複数メーカーの中古車を揃えており、ひとつの店舗でいろいろなメーカーの車を比較検討することができます。

オークション

オークションに参加する資格も持つ業者に車探しを委託する方法をオークション代行と言います。会員制なので信頼できる業者に依頼すると、全国に流通している中古車の中から自分好みの車を探してくれます。

手順③:購入する車を決める
次に購入する車を決めましょう。
買いたい車の目処がついたら、在庫の確認をして見積もりを取ります。
すぐに購入を決めるのではなく、いくつかの店舗で見積もりを比較してじっくり検討してみましょう。

手順④:契約する

購入する車が決まったら、必要な書類を揃えていよいよ契約です。
後々のトラブルを防ぐためにも契約書は細かくチェックをして、不明な点があれば担当者にしっかり聞くことが大事です。
契約が済んだら、支払いをして納車を待ちます。
支払い方法は大きく分けて以下の3つです。

・現金一括
・ローン
・残価設定型クレジット

それぞれの支払いの条件を確認して自分に合う方法を選びましょう。

手順⑤:納車

支払いが済んだら、あとは納車を待つのみです。
納期は購入方法によって差があります。

新車の場合

新車の一般的な納車期間は、注文から1〜3ヶ月と言われています。
人気車種や輸入車であれば年単位で納期が遅れることもあります。

中古車の場合

中古車の納車期間は、登録関連書類の回収から2〜3週間程度となります。
納車場所によって納車期間に差が出る場合もあります。

2:車を購入する際に6つの必要なもの

車の購入には以下の6つの書類が必要です。
・印鑑登録証明書
・印鑑
・車検証
・自賠責保険証
・委任状
・車庫証明書

あらかじめ必要書類を揃えておくと契約をスムーズに進めることができます。
また、契約時にトラブルにならないためにも、漏れのないように準備しましょう。
それぞれの書類がどこで発行できるのかもご紹介します。

2-1:印鑑登録証明書

契約時に使用する実印が本物であることを証明する書類です。
役所に行き、400円程の手数料で発行できます。
発行には印鑑登録証・本人確認書類が必要です。
手数料は市区町村によって異なるので、ご自身の地域で確認しましょう。

2-2:印鑑

軽自動車の場合は認印、普通自動車の場合は実印が必要です。
実印と印鑑登録証明書は必ずセットで準備しておきましょう。

2-3:車検証

車検証の正式名称は「自動車検査証」と言います。
車が保安基準に適合していることを証明する書類です。
車検証は販売店が準備してくれます。

2-4:自賠責保険証

自賠責保険とは、対人事故の賠償損害のみが補償される保険であり、法律により加入が義務付けられています。
販売店が手続きしてくれることが多いので自身で用意する必要はありません。

2-5:委任状

車の購入に必要な手続きを業者に代行してもらうために必要な書類です。
新車の場合はナンバー登録と名義登録の際に、中古車の場合は名義変更の際に販売店に手続きを委託するので、委任状が必要となります。
書類の用意は販売店がしてくれますが、記入は直筆でないといけません。

2-6:車庫証明書

車庫証明書は正式には「自動車保管場所証明書」と言い、車の保管場所が確保されていることを証明するものです。
発行は車の保管場所を管轄している警察署の窓口で行います。
ただし、軽自動車の購入の際には、車庫証明書は必要ありません。
車庫証明書を発行するためには、以下の書類が必要です。
・保管場所証明申請書
・保管場所標章交付申請書
・保管場所使用承諾証明書または保管場所使用証明書
・保管場所の所在図・配置図

これらは全て警察署で受け取れます。

下記記事では、車種別に必要な書類について詳しくご紹介しています。
ぜひ本記事と併せてご覧ください。
参考記事:要チェック!車を買うときに必要なもの7つ+各書類の詳細をわかりやすく解説
https://www.genderadvisorybureau.com/car-what-you-need-when-you-buy/

3:新車・中古車の【メリット・デメリット】

車の購入を考えたとき、車の種類はまず新車と中古車の2つに大きく分けられます。
買いたい車は決まったけど、新車と中古車のどっちがいいのか悩んでいるという人は少なくないでしょう。
そこで、新車と中古車のメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

3-1:新車のメリット

新車を購入するメリットは以下の5つがあげられます。
・オプションやグレードを自由にカスタムできる
・最新機能付きの車に乗れる
・保証が手厚い
・エコカー減税を受けられる
・新車という満足感が得られる

自分で発注した車に乗ることができるので、車に愛着が湧きます!

3-2:新車のデメリット

新車を購入するデメリットは以下の3つがあげられます。
・中古車に比べると価格が高い
・納車までの期間が長い
・生産が終了した車は購入できない

自分だけの特別な一台になる代わりに、多少の我慢が必要になってしまうのではないでしょうか。

3-3:中古車のメリット

中古車を購入するメリットは以下の3つがあげられます。
・価格が安い
・圧倒的な選択肢があり、全国から自分に合った車を探せる
・納車までの期間が短い

価格の安さは最大のメリットと言えるでしょう。
同じ予算で上級グレードの車を狙えるかもしれませんね!

3-4:中古車のデメリット

中古車を購入するデメリットは以下の4つがあげられます。
・使用済みである
・コンディションが一定でない
・保証期間が短い
・維持費がかかる

中古車は当然、誰かの使用済みです。
そのため汚れや臭いが気になるという方には向いていませんね。

4:【カーリース】という選択肢もあります!

新車と中古車についてご紹介してきましたが、「カーリース」という選択肢もあります。
新車か中古車か悩んでいる人がいらっしゃいましたら、カーリースという方法も検討してみてはいかがでしょうか。
カーリースについて詳しく見ていきましょう。

4-1:カーリースとは

「カーリース」とは、車を購入するのではなく、月々定額のリース料を支払うことで、契約期間に希望の新車に乗れるというプランです。

4-2:カーリースのメリット

カーリースのメリットは以下の4つがあげられます。
・貯金ゼロでも新車に乗れる
・好きな車を選べる
・車選びから審査申込みまでネットで完結する
・リース契約期間を選べる
契約期間の税金や諸費用も月額に含まれているので、まとまった出費がなく気軽に新車に乗ることができますね。

4-3:カーリースのデメリット

カーリースのデメリットは以下の4つがあげられます。
・走行距離に制限がある
・残価精算が発生することがある
・カスタマイズができない
・契約途中での解約や変更が難しい

自分の車をカスタマイズしたりドライブで遠出を楽しみたいという人には向いていないかもしれません。

下記記事では、カーリースと購入の比較について詳しくご紹介しています。
リースか購入かで迷っている人はぜひ本記事と併せてご覧ください。
参考記事:車はリースと購入のどっちがいい?2つの入手方法を徹底比較

車はリースと購入のどっちがいい?2つの入手方法を徹底比較

5:車をお得に買うための3つのポイント!

車は高額な買い物ですが、できるだけ安く買いたいですよね。
以下の3つのポイントを抑えて、賢くお得に車を買いましょう。
・安く購入できる時期がある
・「諸費用」を節約する
・車の下取り・売却
それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう。

ポイント①:安く購入できる時期がある

自動車販売店では3月と9月に決算を設けている場合が多く、決算月に車を安く販売する傾向があります。
価格交渉もしやすいので、コストを抑えられます。
また、モデルチェンジの前後は、販売店が前モデルの車をなるべく早く売り切りたいと値引きをしている可能性があるので、モデルチェンジのタイミングを狙ってみましょう。

ポイント②:「諸費用」を節約する

少しでもコストを抑えるためには、車の本体価格以外の「諸費用」を節約しましょう。
書類の準備や手続きを販売店に依頼せず、自分で行うことで代行費用を抑えられます。
また、納車においても自分で車を取りに行くことで運送費用や代行費用も抑えることができますが、遠方に取りに行く場合は移動にかかる運賃と代行費用の差額に注意しましょう。

下記記事では、中古車を値引きする方法についてご紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。
参考記事:中古車でも値引きができる!?お得な6つの値引き方法をご紹介

中古車でも値引きができる!?お得な6つの値引き方法をご紹介

ポイント③:車の下取り・売却

車を乗り換える場合は、今まで乗っていた車を下取りに出す、または売却して、その査定額を次の車の購入費用に活用することをおすすめします。
一般的にディーラーによる下取りよりも、中古車販売店などに売却する方が査定額が高い傾向にありますよ。

まとめ

本記事では、車の購入を考えている人に向けて、以下の4章に渡ってご紹介してきました。
・車を購入する手順
・車を購入する際に必要なもの
・新車・中古車の【メリット・デメリット】
・【カーリース】という選択肢もあります!
また、車をお得に買うコツについては以下の3つのポイントをご紹介しました。
・安く購入できる時期がある
・「諸費用」を節約する
・車の下取り・売却
これらのポイントをしっかり抑えて、新しい車の購入にお役立てください。